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お花見の豆室礼



Plan&Plan豆室礼 お花見写真2

「花見」は
平安時代、宮中で盛んに行われていましたが
後に武家社会に
江戸時代には庶民にも浸透し
日本人には欠かせない行事?となりました
旧暦1598年3月15日
京都の醍醐寺で 盛大な桜の花見を行ったのが
豊臣秀吉
寺の伽藍の修理や庭園を移し
700本の桜を畿内や吉野から移植し
当日は パビリオンのような
七つの路地茶屋が設けられました
召し従えた数も半端ではなく
正室 側室など女房女中衆約1300人
当時の様子について
醍醐寺三宝院門跡 義演准后の日記には・・
「今日太閤秀吉が(醍醐寺に)お渡りになられた
(淀公や北政所を始めとする)「女中」らも
おのおのお成りになり 終日桜を御覧になられた。
路次や茶屋などの贅を尽くしたあり様は
言葉では言い尽くしがたいほどである。」
と書いてあります(醍醐寺文化財アーカイブスHPより)

それから5か月後 秀吉は亡くなりました
人生最後のお花見は
彼らしく 人々が驚くほどの
「贅を尽くしたお花見」 でした

Plan&Plan豆室礼 お花見写真1

さて 今回の豆室礼は
「お花見の豆室礼」
花粉や紫外線が怖くて
「お花見」ができない方がいると聞きましたので・・
お家で、お花見をテーマにしてみました
桜の木を花屋さんで買って飾るのでは、芸がないので
テーブルに 
山桜と裏桜蝶の紋切り型を散らしてみました
醍醐の花見に因み
桐の紋も入れて 華やかな座を設けました
お抹茶とお菓子で楽しみます
お菓子は「関西風 桜餅」
最近では関西のスーパーで
年中売っているように思いますが・・(-_-);
やはり この時期になると
買ってしまいますね

今回の費用・・ 和紙100円
       桜餅70円
        計170円


参考文献:切り紙もんきりあそび かたちを贈る(宝島社)
和ごよみと四季の暮らし(日本文芸社)

醍醐寺文化財アーカイブスホームページより参考にさせていただきました


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